2005年 03月 03日
特命係長の趣味の世界1 ~ ギター編 3~ |
前回からの続き・・・就職してからしばらくして、当時のバンドメンバーのA君が結婚することになった。披露宴の案内状も届き、ほどなく同じバンドメンバーのU君から電話があった。
U君:Aが結婚式で生バンドで歌いたいって言ってるんだけど。
特命:えぇ!俺らでやるの?だって俺、ギターなんてもう5年以上やってないよ。
U君:俺らだけじゃなくてあの当時のJ高やH高の奴等にも声をかけてるみたいだ。
特命:いったい何人のバンドだよそれ?
U君:10人近くで、パーカッション付きのフルバンドになるらしい。
特命:ハァ?じゃあ俺はいいだろう?
U君:サイドギターでいいからぜひ出て欲しいらしいよ。
特命:まいったな~ギターの弦張り替えて練習しなくちゃ。で、何演るの?
U君:チャゲ&飛鳥の「SAY YES」らしい。
特命: ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ヤツも変わったな ・・・
渋々出演を了承し、J高バンドのドラムS君が働いている老人ホームへ楽器を持って出かけていった。老人ホームでは懐かしいメンバーが集まっており、メンバーの半数近くは今も職場仲間等とアマチュアバンド活動を続けているようだった。結局昔話に花が咲いてその日は練習どころではなかったが、最終的な音合わせは完了した。(老人達はまったく興味ないようだったが・・・)
そして結婚式当日を迎えた。司会と音響は当時のLPレコードを作っていただいたFレコーディングのTさんだ。ほどなく演奏が始まり、久々の緊張感と音楽の楽しさを味わった。
それからというもの、再びギターを手にした特命は、数々の結婚披露宴で披露宴ミュージシャンとして10回近く演奏を行うことになった。特に評判が良かったのは、新郎新婦の出会いから結婚までの物語を朗読しながら途中途中で1~2フレーズ程度の弾き語りを入れていくというものである。
また、青森の友人の結婚式のときは、新郎が長渕剛が好きだというので、ハーモニカも練習してフォーク調に歌ったこともある。青森の結婚披露宴は会費制で学校の講堂みたいなところに300人以上集まる。それでも少ない方だと聞きびっくりだ。しかも演奏する雛壇は高く、司会の紹介とともに緞帳がゆっくりと上がり、まさにミュージシャン状態だ。この時は酔いと緊張でイントロのハーモニカの音を「パピピ~!!」と間違えてしまい、ロレツの回らない声で「すんません!もう一度最初からやらしてくださいぃ~っ」と再度歌い直した記憶がある。
そう、このような余興は珍しいため、いつも余興の大トリになることが多い。そのため、いつも酔っ払った状態での演奏となるので、まるでストーンズのキース・リチャーズのようだ。
今は友人達の結婚式も段々落ち着き、また特命家でも子供ができたりして、ギターはまた埃を被った状態である。今度ギターを手にするときは息子が同じようにギターに興味を持ったときだろうか?ウチの奥様もピアノやクラリネットなど楽器は結構得意なので、その時はファミリーバンドでも結成してみるか?
U君:Aが結婚式で生バンドで歌いたいって言ってるんだけど。
特命:えぇ!俺らでやるの?だって俺、ギターなんてもう5年以上やってないよ。
U君:俺らだけじゃなくてあの当時のJ高やH高の奴等にも声をかけてるみたいだ。
特命:いったい何人のバンドだよそれ?
U君:10人近くで、パーカッション付きのフルバンドになるらしい。
特命:ハァ?じゃあ俺はいいだろう?
U君:サイドギターでいいからぜひ出て欲しいらしいよ。
特命:まいったな~ギターの弦張り替えて練習しなくちゃ。で、何演るの?
U君:チャゲ&飛鳥の「SAY YES」らしい。
特命: ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ヤツも変わったな ・・・
渋々出演を了承し、J高バンドのドラムS君が働いている老人ホームへ楽器を持って出かけていった。老人ホームでは懐かしいメンバーが集まっており、メンバーの半数近くは今も職場仲間等とアマチュアバンド活動を続けているようだった。結局昔話に花が咲いてその日は練習どころではなかったが、最終的な音合わせは完了した。(老人達はまったく興味ないようだったが・・・)
そして結婚式当日を迎えた。司会と音響は当時のLPレコードを作っていただいたFレコーディングのTさんだ。ほどなく演奏が始まり、久々の緊張感と音楽の楽しさを味わった。
それからというもの、再びギターを手にした特命は、数々の結婚披露宴で披露宴ミュージシャンとして10回近く演奏を行うことになった。特に評判が良かったのは、新郎新婦の出会いから結婚までの物語を朗読しながら途中途中で1~2フレーズ程度の弾き語りを入れていくというものである。
また、青森の友人の結婚式のときは、新郎が長渕剛が好きだというので、ハーモニカも練習してフォーク調に歌ったこともある。青森の結婚披露宴は会費制で学校の講堂みたいなところに300人以上集まる。それでも少ない方だと聞きびっくりだ。しかも演奏する雛壇は高く、司会の紹介とともに緞帳がゆっくりと上がり、まさにミュージシャン状態だ。この時は酔いと緊張でイントロのハーモニカの音を「パピピ~!!」と間違えてしまい、ロレツの回らない声で「すんません!もう一度最初からやらしてくださいぃ~っ」と再度歌い直した記憶がある。
そう、このような余興は珍しいため、いつも余興の大トリになることが多い。そのため、いつも酔っ払った状態での演奏となるので、まるでストーンズのキース・リチャーズのようだ。
今は友人達の結婚式も段々落ち着き、また特命家でも子供ができたりして、ギターはまた埃を被った状態である。今度ギターを手にするときは息子が同じようにギターに興味を持ったときだろうか?ウチの奥様もピアノやクラリネットなど楽器は結構得意なので、その時はファミリーバンドでも結成してみるか?
by fighter-s
| 2005-03-03 12:31
| 日記